ばね指(弾発指)の改善について

ばね指の改善について

指の痛みに悩んでいませんか?

  • 指を曲げると痛い・伸ばしても痛い
  • 指の曲げ伸ばしが滑らかでなく、途中でひっかかりがある
  • 起床時、指がこわばり動かしにくい
  • 指が曲がったまま戻らない
  • 曲がった指を無理に戻そうとして力を入れるとカクンとはねる(ばね現象)

バネ指(弾発指)とは

手指には指の関節を曲げる屈筋腱と、指の基部でこれを包みながら腱の跳ね上がりを抑えている腱鞘があります。このうち腱鞘がなんらかの原因で厚みを増すと、次第に屈筋腱が腱鞘により周りから締め付けられて腱の動きが悪くなります。屈筋腱自体が太さを増して、腱鞘の中を通りにくくなっている場合もあります。典型的には腱が腱鞘にひっかかり、指に力を入れた際にひっかかりがはずれ、これがあたかもバネが弾けた状態を呈す所見が特徴で、通称バネ指と言われています。

 

ばね指(弾発指)が起こるメカニズム

手の指には「屈筋腱」と「靭帯性腱鞘」という組織があり、腱が靭帯性腱鞘の中を往復するように移動することで、自由に指の曲げ伸ばしができるようになっています。

ところが、何らかの原因で指の腱鞘に炎症(腱鞘炎)が起きると、腱鞘が腫れて厚くなり腱の通り道が狭くなってしまいますので、腱と腱鞘が擦れて痛みを感じるようになります。

 

擦れた腱の一部にも炎症が起きて肥大化し、腱鞘内を通過する際に引っかかるようになるため、スムーズな動きが妨げられ、指が曲がったまま伸びにくいという症状に陥ります。

曲がった指を伸ばそうとして、無理に強い力をかけると、腱の引っかかりが外れて腱鞘を通過する瞬間、カクンと跳ねるように指が伸びます。

 

ばね指(弾発指)の原因

①指の使い過ぎ

日ごろから手や指を酷使している人は、腱と腱鞘に大きな負荷がかかっているため、炎症が起こりやすく、特に以下のような動作は、ばね指の発症の原因になりやすいと考えられています。

・パソコンのキーボードやマウスの操作

ゴルフ、テニスなどの手を使うスポーツ

・ピアノなどの指を酷使する楽器の演奏

②ホルモンバランスの変化

女性は妊娠や閉経などのライフステージによってホルモンバランスが大きく変化します。

年齢が上がり、女性ホルモンの分泌が低下すると、筋力や骨密度が低下するだけでなく、腱や腱鞘自体ももろく傷みやすくなるため、ばね指を発症する可能性が高くなります。

 

ばね指を発症しやすい人は?

ばね指は男女を問わず、だれでも発症するリスクがありますが(稀に乳幼児の親指に発症するケースがあります)、特に以下のような方に発症が多くみられます。

*更年期~更年期以降の女性

50歳前後の女性は、女性ホルモンの分泌により、腱や腱鞘の状態が弱くなる上に、血行不良により腱鞘内部が狭くなるのでばね指発症のリスクが高くなります。

*妊娠中や産後の女性

更年期と同様、妊娠中や出産後の女性もホルモンのバランスが乱れやすく、一時的に更年期と似たような状態に陥るため、ばね指のリスクが高くなります。

*関節リウマチや糖尿病、人工透析患者

関節リウマチや糖尿病のような持病がある方は、末梢の血行が悪いため、ばね指を発症しやすくなります。さらに、一度炎症が起きると治りにくいので重症化するケースも少なくありません。

複数の指に発症する(多発性)場合や一度改善しても再発するケースもあるため、基礎となる持病をしっかりと治すことが重要です。

 

一般的なバネ指の治療法

治療には大きく分けて「保存療法」「手術療法」の2つがありますが、基本的には保存療法を選択することが多いようです。

①保存療法

●安静

バネ指は、多く指を使うことでなりやすいため、安静にさせることを第一に考え治療を行っていきます。実際は、普段から指を酷使している人がなりやすいこともあり、意識的に安静にさせることは難しいのが現状です。

●装具療法

上記のように安静が難しい方には、装具療法が行われることがあります。ただし、普段使っている指を強制的に動かせないようにするわけですから、日常生活において不便になってしまうことがあります。また、装着してもすぐに治るわけではないため、必然的に長期間装具をつけるため、特に生活に影響が出やすくなります。

●注射

炎症が起こっているため痛みが出現しており、炎症を抑えるためステロイド注射を行います。繰り返し行うと副作用も出てくるため、頻繁に行うことは出来ません。

②手術療法

痛みの原因となっている腱鞘の一部分を切り離すことで、腱の動きをスムーズにします。

 

ばね指(弾発指)には、このような施術を行います

からだ快福整体行橋:は、行橋市に開院して以来多くのばね指にお悩みのお客様を改善してきた実績があります。

ばね指にお悩みの方の特徴の一つに、腕の屈筋群の異常収縮が見られます。

パソコンやスポーツなどの酷使、リウマチや糖尿病による末梢の血流障害により、腕の内側の筋肉が硬くなり、筋膜が固着し腱と腱鞘の動きが阻害されています。

当院では、これらの筋膜固着を丁寧に解きほぐし、血流障害を改善することにより症状の改善を目指していきます。

もちろん、再発しない身体作りのために根本から改善し、再発防止のためのストレッチや生活習慣の改善などもおこないますので、ご安心してくださいね。

つらいばね指でお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

 

 

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