こんにちは。
良くなる整体からだ快福整体行橋 院長の松本です。
寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚める不眠にお悩みのKさん(行橋市・50代・事務職)に嬉しい差し入れを頂きました。
Kさんは数年前から寝付きが悪かったり、夜中に何度も目が覚めるという不眠に悩んでいたそうです。
早く寝ようと思い、毎日21時ころには布団に入るそうですが、なかなか寝付けずにTVを見ながら、結局寝付くのは深夜。
折角、寝付いても夜中に何度も目が覚めて、一度目が覚めると再度、寝付くまでに時間がかかるという生活を何年も過ごしてきたそうです。
現在も病院に通い、比較的薬の効果が穏やかと言われる「睡眠導入剤」を飲んでいるそうですが、最近は疲労感で体が怠いということで当院と御縁が出来ました。
理想的な睡眠時間は7時間程度だと言われています。
最初の4時間で脳の休息を取り、後の3時間で身体の休息を取ると言われていますが、慢性的な睡眠不足状態のKさんは身体の休息が十分に取れていないので、身体が怠いのは当然と言えます。
多数の著書がある医師の内海聡氏の「睡眠薬中毒」によりますと、睡眠薬とは向精神薬の一種だそうです。
向精神薬とは、中枢神経系に作用して精神に何らかの影響を与える薬の総称ですが、要は抗精神病薬や抗うつ病、抗不安薬、気分安定薬と同じ向精神薬です。
「向精神薬は怖いから飲みたくない!」という方は多いのに、睡眠薬は抵抗なく飲んでいる方が多いのは不思議ですね。
睡眠薬の大まかなメカニズムは、脳内の神経伝達物質の機能を遮断するか活性化させることで中枢神経の活動を抑制し(脳の興奮を抑える)、睡眠に導くものなので、人体に及ぼす影響は他の向精神薬と変わらないそうです。
睡眠導入剤と言えば何となく優しいイメージですが、一般的に「睡眠導入剤」と呼ばれるものは・トリアゾラム(商品名ハルシオン)・ゾルピデム(商品名マイスリー)・ゾピクロン(商品名アモバン)・エスゾピクロン(商品名ルネスタ)などの半減期の短い薬があります。
半減期とは、薬を服用した後、薬の成分の血中濃度が最高到達時の半分になるまでの時間のことです。
簡単に言えば、効果が表れるのも効き目が切れるのも早く、血中濃度が短時間で下がるため、他の睡眠薬に比べて短時間で成分が身体から抜けていくということです。
特にトリアゾラム(ハルシオン)は、わずかに過量服用しただけで記憶喪失を引き起こすとして、1990年代初頭には「性犯罪やダウナートリップに最適なドラッグ」として社会問題になったことは記憶に新しいことです。
トリアゾラム(ハルシオン)は、アップジョン社(現ファイザー製薬)により製造されていますが、臨床試験で被験者が妄想やうつ病、記憶障害などの重大な精神症状を引き起こしていたにも係わらず報告していなかったうえに、FDA(アメリカ食品医薬品局)の調査により、他にもデータのねつ造が判明し、以来アメリカでは販売の中止、容量の制限、医療保険の対象外などの措置が施され、イギリスやブラジルなどでは販売が禁止されています。
このように睡眠導入剤と言えば、身体に優しいイメージですが、要は効果が表れる時間と切れる時間が短いだけで(スーパーショートと言われる所以です)、効果は普通の睡眠薬と一向に変わりません。
主訴は倦怠感で来院されたKさんですが、温浴で体温の上昇や全身の歪み改善などで免疫力の向上を図っていくと、最近は寝付きも良くなり夜中に目覚めることも少なくなったと嬉しい報告をして下さいました。
Kさん 元氣になってくれてありがとうございます!
Kさんからの差し入れ セブンイレブン「宇治抹茶クリーム&ホイップ生どら」と伊右衛門のお茶
お電話ありがとうございます、
良くなる整体からだ快福整体行橋:でございます。