こんにちは。
良くなる整体からだ快福整体行橋 院長の松本です。
大分県中津市から右膝の痛みでお悩みのTさんから、嬉しい御土産を戴きました。
Tさんは、2年ほど前から右膝の痛みでお悩みで、今まで中津市の整形外科や整骨院に通われていたそうです。
整形外科では、レントゲン検査などを受けて「変形性膝関節症」と診断され、膝に水が溜まると注射器で水抜き、2週間毎にヒアルロン酸注射を続けて来たそうです。
整骨院では、特別な診断はなく「加齢からくる膝の痛み」ということで、電気治療やマッサージ、ウォータベッド治療を繰り返してきたそうです。
変形性膝関節症に対する現代医学にアプローチ法は
- 鎮痛剤(痛み止め薬)
- 注射(筋肉注射・静脈注射)
- 座薬(消炎鎮痛剤)
- 外用剤(湿布薬・塗り薬・貼り薬)
- 関節内注射
- 関節温存手術(傷ついた膝関節は治すのではなく、そのままにしてなんとか痛みを軽くすることを目的とした手術)
- 人工膝関節手術(関節の悪い所を全部取り除き、人工の関節と入れ替える手術・成功しても膝関節の曲がりは90度(直角)前後しか曲がりません
などの方法がありますが、いずれも対処療法なので、なぜ膝が変形したのか?なぜ膝が痛くなっているのか?という根本からの解決にはなっていません。
これらの根本の問題を解決しないと膝の痛みは再発しますし、元々の原因をとっていないので一生杖のお世話になる可能性があります。
病院で受けられたこれらの治療法は、本当に変形性膝関節症に有効で、再度元気に歩けるようになるんだろうか?と疑問に思ったことはありませんか?
これらの治療法は、一時的に痛みやシビレといった症状は軽減しますが、ほとんどの場合、しばらくするとまた元通りに戻ってしまいます(中にはほとんど軽減しない方も多くいらっしゃいます)
それは、これらの治療法は痛みやシビレなどの根本原因を治していく働きはなく、症状を緩和させることが目的の対処療法だからです。
現代医学が得意とするのは
・外傷に対する外科的処置
・細菌やウィルスを抗生物質で殺すこと
以上については現代医学はとても優れています。
今から、たった50年前(第二次世界大戦前後)には、手術のための麻酔技術、滅菌、消毒の為の技術はあまり発達しておらず、手術による死亡率も高いというのが実態でした。
また、抗生物質も普及しておらず、結核を初めとする細菌感染による死亡者も数多く居ました。
当時の平均寿命は50歳前後でしたが、今や80歳前後まで平均寿命が延びたのですから、現代医学の発展は私達に大きな功績をもたらしてくれたと言えます。
しかし、そんな素晴らしい現代医学にも苦手な分野があります。
現代医学は、身体を組織や臓器の「集まり」ととらえ、それぞれを別々に診ます。
つまり、1つ1つも「部品」を詳しく診て、そこに異常があればそれを治すという考え方です(血圧が高ければ降圧剤・頭痛があれば鎮痛剤・熱が出れば解熱剤というように)
しかし、私達人間の身体は機械のように無機質な部品の集まりではありません。
1つ1つの組織や臓器は個別に存在しているのではなく、お互いに連携し助け合ったり、お互いに影響を及ぼしあう有機質な繋がりをもって存在しています。
なので、いくら詳しく1つ1つの「部品」を調べてもそこから生まれる治療法は対処療法の域を出ません。
その結果、外科的治療や細菌感染などの分野は非常に得意としますが、原因が複合的な疾患(生活習慣病・アレルギー性疾患・リウマチ・神経痛など)に対しては、その原因を根本的に治療する治療法が確立されていません。
そして残念ながら変形性膝関節症も、原因が外傷でもなく細菌感染でもありませんので、現代医学が苦手とする分野の1つです。
お電話ありがとうございます、
良くなる整体からだ快福整体行橋:でございます。